
次は、アトリエうかいで人気の高い「マドレーヌ」にはちみつを合わせた2種の焼き菓子を作ります。
発酵バターの豊かな香りと、選び抜いた地卵の濃厚な味わいが贅沢に広がるマドレーヌ。生地にはちみつを混ぜ込み、焼き上がりにもはちみつシロップを染み込ませることで、マドレーヌの芳醇な味わいと共にはちみつの風味をしっかりと楽しんでいただけるのでは?と山本は考えました。
「マドレーヌ ミエル」は、生地にも焼き上がりのシロップにも春の百花蜜を使用しました。口にした瞬間、春の花々の優雅な香りが漂います。中心部はふんわりしっとりと、縁の部分はカリッと焼き上げることで、食感のコントラストも堪能できる一品に。
「マドレーヌ マロン」は、コク豊かな夏の百花蜜を使用した生地に、ラム酒漬けのマロングラッセを包みしっとりと焼き上げます。栗の形をモチーフにした、見た目にも秋を感じるマドレーヌです。焼き上がりに夏の百花蜜とはちみつのお酒等を混ぜ合わせたシロップを染み込ませることで、薫り高い余韻を醸す味わいになりました。