フォトストーリー
カップルレポート

家族の思い出の地で、
大切な人たちを迎える一日
国際結婚をされ、現在はニューヨークで暮らしていらっしゃるおふたり。
新婦様にとって、うかい鳥山は、幼い頃からご家族と何度も訪れ、大切な思い出を重ねてきた特別な場所でした。
そのかけがえのない「ふるさと」で、ご主人とそのご家族に日本ならではの結婚式を感じてほしい——
そんな想いを込めて、おふたりはこの場所を、人生の門出となる舞台として選ばれました。

ニューヨークに暮らす
おふたりと進めた
オンライン打ち合わせ

おふたりとの準備期間は、ご成約から本番まで、衣装合わせと美容リハーサルの二回を除き、お打ち合わせはすべてオンラインで進行。 時差の調整も必要な中、いつも快くご対応いただいた姿勢に、心から感謝の気持ちが湧きました。
表情や空気感が伝わりにくいオンラインでも、画面共有を使いながら資料を一緒に確認するなど、遠隔ならではの工夫を重ねることで信頼を築いていきました。 毎回丁寧にリアクションをくださったことで、安心して準備を進めることができたように感じます。
打ち合わせごとに内容をまとめたメモを共有し、ご確認いただきながら、認識のずれが生まれないよう丁寧に進めてまいりました。

挙式前のひととき——
記念撮影とリハーサル

挙式に先立ち、ご新婦様は伝統の白無垢にお着替えになり、うかい鳥山の歴史ある建物や象徴的な赤い橋を背景に記念撮影を行いました。 最初は緊張気味だったおふたりの表情も、撮影が進むにつれて自然とほぐれていったのが印象的でした。
 
続いて神前式のリハーサルへ。
慣れない所作にも、ご新郎様は見よう見まねで真剣に取り組まれ、その中にどこか楽しそうなご様子も感じられました。

どこか温かさを感じる、
うかい鳥山の神前式

うかい鳥山の神殿は、大きな窓からやわらかな自然光が差し込み、豊かな緑に囲まれた、静けさに包まれた空間。耳を澄ませば小川のせせらぎが聞こえ、 神聖さの中にも、どこかぬくもりを感じさせる雰囲気が漂っています。
式の始まりには、厳かな空気に少し緊張されていたおふたり。 ご新郎のご親族は、初めて目にする日本の伝統的な神前式に、興味深そうに見入っていらっしゃいました。
 
ご新婦様のご家族にとって思い出深い「うかい鳥山」という特別な場所で神前式を執り行うことで、ご新郎様とそのご家族にも“ふるさとの文化”を感じていただけた——そんなかけがえのない瞬間になったのではないかと感じています。
 
神前式のあとには、同じ神殿内で親族紹介を行い、両家の絆を改めて確認する時間となりました。

花嫁行列と記念撮影

うかい鳥山ならではの特別な演出「花嫁行列」。
お母さまに手を引かれたご新婦様が、ご新郎様、そしておふたりのご親族とともに、四季折々の自然が広がる敷地内をゆっくりと歩まれました。
 
その光景は、まるで物語のワンシーンのよう。行列が進むにつれ、まわりの空気が徐々に祝福の色に染まっていくのを感じます。
うかい鳥山のスタッフだけでなく、お食事中のお客様も、拍手や笑顔で温かく見守ってくださるなど、会場全体がやさしさとぬくもりに包まれた、心に残るひとときとなりました。
ご新婦様のお母さまも、初めは感極まられたようなご様子でしたが、行列が進むにつれて穏やかな笑顔に。 その表情がとても印象に残っています。
 
行列の後は、うかい鳥山のシンボル・越中五箇山より移築した合掌造りの前で記念撮影。 自然と建物が調和するこの空間で、家族の絆を1枚の写真に残されました。

披露宴——
あたたかな幕開けと、
日本らしい演出の数々

披露宴は、ご新郎ご新婦のご入場から始まりました。
会場にはあたたかな拍手が広がり、各卓には、おふたりの思い出の花であるラベンダーのドライフラワーがそっと添えられていました。季節の関係で生花は叶いませんでしたが、心のこもったおもてなしとなりました。
 
ご挨拶のシーンでは、事前におふたりと司会者が台本を用いて丁寧に打ち合わせを行い、本番では英語と日本語を交えて進行。
日本のゲストにも、海外ゲストにもきちんと意味が伝わるよう配慮された進行に、皆さまも安心して耳を傾けていらっしゃいました。
 
続く「鏡開き」と「乾杯」では、ご新郎のお父様によるご挨拶ののち、枡で供された日本酒で祝杯を。
海外ゲストの皆さまも、初めて体験される日本の祝いの風習と味わいに、笑顔を浮かべていらっしゃいました。
 
再び登場したのは、花嫁行列でも披露された迫力ある和太鼓の演奏。
その力強い響きに、海外ゲストからは歓声が上がり、会場のボルテージがさらに高まりました。

大盛り上がりの祝い餅

続いて行われた「餅つき」は、この日一番の盛り上がりを見せました。
ご新郎ご新婦がくじで餅つき役を選ばれると、指名されたゲストはやる気に満ちた表情で臨まれ、会場には大きな掛け声が響き渡りました。
見る人、つく人、応援する人が一体となり、会場全体が笑顔と熱気に包まれる、心から楽しいひとときとなりました。
 
つきあがったお餅は、後にきなこ餅として振る舞われ、海外ゲストを含め皆さま美味しく召し上がられておりました。
 
おふたりの中座中には、うかい鳥山名物・特選牛の炭火焼パフォーマンスも披露され、ゲストの皆さまには目でも舌でも楽しんでいただける演出となりました。

ゲストとのふれあいの時間

お色直し後は、うかい鳥山の敷地内で記念撮影を行い、再び披露宴会場へ。
 
再入場後は、各卓をまわってのスナップ撮影と歓談タイム。 ご新郎ご新婦が一人ひとりに声をかけながら写真に収まる様子は、会場全体にあたたかな空気を広げていきました。
ご新婦様にとっても、ニューヨークでの暮らしから一時帰国された中でのこの時間は、貴重なひととき。 ご親族とのふれあいを一つひとつ丁寧に楽しまれていた姿が、印象に残っています。
美味しい料理を囲みながら交わされた会話や笑顔には、ご家族やご友人とのつながりが自然と表れていたように感じられました。

それぞれの想いが重なった、
感動のフィナーレ

披露宴の結びには、ご新郎ご新婦からご両親へのお手紙が読まれました。
新婦様の声が静かに響き始めると、会場の空気がふっと変わったように感じられました。国境を越えて結ばれたおふたり。 ご新婦様にとって、日本を離れて異国で暮らす決断は、決して小さなことではなかったはずです。 その背中をそっと支えてくださったのは、ご両親の深い理解と優しさだったのでしょう。
ご新郎様にとっても、大切な方を託されるという責任と、それに応える誠実な想いが込められていたように感じました。
会場にはそっと涙をぬぐう姿も見られ、最後はご親族・ご友人の皆さまの拍手に包まれて、感動のうちに披露宴の幕が下りました。

日本の原風景と文化が
自然に伝わる会場として

今回のお式は、海外ゲストが参列されたこともあり、日本の伝統的な演出へのリアクションがとても新鮮で、私たちスタッフにとっても印象深い一日になりました。
花嫁行列や餅つきといった、うかい鳥山ならではの催しには笑顔と驚きがあふれ、「楽しんでいただけている」と実感できる場面も多く見られました。
また、披露宴会場だけでなく、庭園やあぜ道といった敷地全体が“日本の原風景”としての魅力があり、ただ歩くだけでも心地よい時間をお過ごしいただけます。
新郎のご家族はもちろん、ご新婦様のご親族も、あちこちで写真を撮られていた姿がとても印象的でした。
待ち時間でさえも“体験”として楽しめるのが、うかい鳥山の大きな魅力のひとつ。
日本の結婚式を、大切な方と分かち合いたいと願う方にとって、演出だけでなく空間そのものが贈りものになる——そんな会場だと改めて感じさせていただいた一日です。

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